第10回子どもものづくり教室～空気電池製作～を開催しました

　ものづくり創造工学センターでは，科学に直接触れ，体験することのできる教育として，地域の子ども達を対象としたものづくり体験型授業を展開しています。3月25日（日）に開催された，平成23年度の第10回目となる子どもものづくり教室では，空気電池の製作を行いました。
　はじめに，だいこんやじゃがいも，バナナなどを使って「くだものや野菜で電池を作ってみよう」という実験を行いながら，電池の仕組みについて学習しました。続いて行われた空気電池の製作では，それぞれの炭の個体差により発電がうまくいかないケースも見られましたが，結果的には参加者全員が製作した空気電池でLEDを光らせることに成功しました。
　今回のものづくり教室では，電池の仕組みを学び，実験を行ってその結果を考察しました。参加者らからは，電池の原理・仕組みを工作前に学習したことで，その構造により興味を持って製作している様子がうかがえました。工夫しながら工作することで工作の楽しさと作る喜びを経験してもらうことができたようです。