第7回子どもものづくり教室～スパゲティータワーを建てよう！～を開催しました

【内　容】

　ものづくり創造工学センターでは，科学に直接触れ，体験することのできる教育として，地域の子ども達を対象としたものづくり体験型授業を展開しています。10月20日(日)に行われた今年度第7回目となる子どもものづくり教室では，スパゲティータワー作りを行いました。
　はじめに，どのようにしたらより高いタワーを建てることができるのか，有名な東京タワーを例にトラス構造についての解説がありました。パスタの使用本数は20本，ホットボンド5本，タワーの頂点に5ｇの粘土を設置するという条件のもと，参加した小学生らは，より高く，かつ丈夫なタワーを作るため，ある程度頭の中で構想をたてながら製作に取り掛かりました。作業の制限時間は１時間ほどで，その後計測が行われました。最も高いタワーは85ｃｍとなり，力がかかる土台部分にトラスを用い，接地する脚の長さを調整することでタワーの傾きをコントロールできる部分に工夫が見られました。
　今回のものづくり教室では，タワーの構造を学びながら，どのようにしたらより高いタワーが作れるのか自ら考え，工夫している様子が伺えました。また製作に条件を課すことで，競い合いながらものづくりを体験することができたようです。