第９回子どもものづくり教室～よく弾むスーパーボール作りに挑戦～を開催しました

【内　容】

　ものづくり創造工学センターでは，科学に直接触れ，体験することのできる教育として，地域の子ども達を対象としたものづくり体験型授業を展開しています。12月23日(日)に行われた今年度第9回目となる子どもものづくり教室では，スーパーボール作りを行いました。
　はじめに，ラテックスが固まる原理とスーパーボールの跳ね返る高さについての説明があり，その後ラテックスとお酢を用いた実験を行い，どのようにしたらよく跳ねるスーパーボールを作ることができるのか体感してもらいました。子どもたちは，ラテックス水溶液とお酢の水溶液のちょうど良い濃度と配合を試行錯誤しつつ製作を楽しんでいる様子でした。製作後に全員分の完成したスーパーボールを2mの定点から落とし，はね返った高さを計測したところ，一番良く跳ねたスーパーボールは111cmまで跳ね返り，エネルギー保存割合は75%という好成績でした。
　今回のものづくり教室では，製作前に化学実験を交えたことで，より工夫を凝らしたスーパーボールを作ることができたようです。