第10回子どもものづくり教室～エコステンドライト～を開催しました

【内　容】

　ものづくり創造工学センターでは，科学に直接触れ，体験することのできる教育として，地域の子ども達を対象としたものづくり体験型授業を展開しています。1月26日(日)に行われた今年度第10回目となる子どもものづくり教室では，日中に太陽光電池で発電した電気を充電し，暗くなった時に光る「エコステンドライト」の製作を行いました。
　はじめに，太陽光エネルギーの大きさを身近なものに例えたクイズを行い，エコステンドライトの仕組みについて学びました。製作では，「ステンド部」，「回路作り」と順を追って行われ，ステンドグラスの様な綺麗な光を出すように，セロハンの貼り方や重ね方を工夫したり，回路図を見ながら懸命に導線同士をひねっている様子が見られました。最後に，ステンド部をペットボトルに入れて回路部分を収納し，LEDを点灯させたところ，それぞれのエコステンドライトが色とりどりに光りだしました。
　今回は，製作前に太陽光パネルと電池の仕組みを学んだことで，その構造により興味を持ってもらうことができ，なぜ暗いと光って，明るいと消えるのか，子どもたちの「なぜ・なに」を引き出す良いものづくり教室になりました。