第11回子どもものづくり教室～４足歩行ロボット～を開催しました

【内　容】

　ものづくり創造工学センターでは，科学に直接触れ，体験することのできる教育として，地域の子ども達を対象としたものづくり体験型授業を展開しています。2月23日(日)に行われた今年度第11回目となる子どもものづくり教室では，機械工学科ロボコン愛好会協力のもと，「４足歩行ロボット」の製作を行いました。
　子どもたちは，ギヤボックスの組立てや，ロボットの調整に苦戦している様子でしたが，無事に参加者全員がまっすぐスムーズに歩く４足歩行ロボットを製作することができました。教室の最後には，すもうロボットプロジェクトから実際に大会にも出場している本物のすもうロボットの紹介があり，簡単な動かし方の説明を受けた後，子どもたちは順番に土俵の上で操縦体験を行ないました。
　今回の教室では，回転運動するモーターの動力を「歩く」という動作に変換する仕組みを学び，実際にまっすぐ歩くための調整を行なうことで4足歩行のバランスをとることを実感してもらうことができました。また，本物のすもうロボットを見て，操縦体験できたことで，子どもたちの「ロボットを作ってみたい」という夢を一歩近くに感じてもらうことができたようです。