ものづくり創造工学センターでは,科学に直接触れ,体験することのできる教育として,小中学生を対象としたものづくり体験型授業を展開しています。
今回は,地域の小中学生を対象に,空気電池の製作教室を実施します。空気電池はバーベキューなどでなじみの深い備長炭,金属のアルミ線,食塩水を使って作ります。アルミ線は,食塩水に溶け出して電子を放出します。この電子は導線を伝って備長炭に向かいます。こうした電子の流れが起こることで,備長炭がプラス,アルミ線がマイナスとなり電池の働きをします。今回の教室では高さ4cmの空気電池を4つ作り,直列つなぎで縦に並べ,牛乳パックのケースに入れてLEDを点灯させます。この空気電池は時々水をかけてあげるだけで,何と3ヶ月もLEDを点灯させることができます。
本教室では,果物や野菜を使ったボルタ電池の実験を行い,身近な物でも電池になることを学習し,ボルタ電池と空気電池それぞれの簡単な仕組みを理解することで自然科学への関心を向上させるとともに,ものづくりの楽しさを体験してもらうことが目的です。ぜひご参加ください。
平成24年3月25日(日) 14:00~16:00
秋田大学 創造組立作業室(PDFファイル、173KB)
秋田大学大学院工学資源学研究科附属ものづくり創造工学センター
小中学生(定員20名:先着順)
無料
牛乳パック(1L)
14:00~14:05 開講式
14:05~14:20 説明
14:20~14:40 くだもの電池・野菜電池に挑戦
14:40~15:50 空気電池をつくってみよう
15:50~16:00 閉講式
参加者のお名前と連絡先をFAX・Eメール等で下記宛先までお送りください
申込締切り期日:平成24年3月22日(木)