第1回子どもものづくり教室～ブルブルねずみを走らせよう！～を開催しました

　ものづくり創造工学センターでは，科学に直接触れ，体験することのできる教育として，地域の子ども達を対象としたものづくり体験型授業を展開しています。4月29日(日)に開催された，今年度第1回目となる子どもものづくり教室では，ブルブルねずみの製作を行いました。
　はじめに，振動現象の仕組みについての説明と，製作のアドバイスがありました。ブルブルねずみは，ブラシの毛並みと，モータや電池を置く位置で動作が決まるため，子どもたちは，自分のねずみをコース上で走らせ，真っ直ぐ走らないねずみや，速く進まないねずみに改良を加えながら製作を行いました。全員が製作を終えた後，「どのねずみが一番速いかな」というレースを行いました。回転するねずみ，逆走するねずみ，脱走するねずみなどさまざまでしたが，優勝したねずみは，真っ直ぐに速く進み，子どもが試行錯誤した工夫が見られました。
　今回のものづくり教室では，製作前に振動の仕組みを学んだことで，意欲的に取り組みながらそれぞれ創意工夫をこらした作品を作ることができました。